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- 本格的な殺陣体験にドキドキ!
12月23日(木)に日本殺陣道協会さんで殺陣体験を行いました!
中国、ベトナム、インドネシア、コロンビア、ロシアなど、
留学生アンバサダー含む多様な国籍の留学生9名が参加しました。インストラクターが刀の使い方や立ち回りを、分かりやすく楽しく指導してくださいました!
おなじみの大阪観光局イギリス人スタッフと日本人スタッフもちゃっかり侍になっています…探してみてください(笑)
- まずは殺陣の基本から
まずは衣装を選びます。
女性用の美しい衣装からカッコイイ忍者と侍の衣装まで多種多様!
着付けはインストラクターが行ってくれるので安心です。
足袋に履き替えて、襟が崩れないよう、腰紐をしっかりと結びます。ほんの3分ほどで着付けは完了しますが、
着物に袖を通すと、やはり気持ちが引き締まります。早速基本の所作に入ります。
一つ目は抜刀と納刀。左手を鞘に見立てた指の輪に添え、鍔(つば ※刃と柄の間の鉄板部分)を親指で押し、
刀を横に倒し右手で柄を持ち一気に抜きます。次は納刀。左手で鞘に見立てて指で輪をつくりつつ、指は刀の峰に添え、
なでるように刀をスライドさせながら納刀していきます。続いて型とよばれる、侍の動きに欠かせない動きを学んでいきます。
【抜刀】
①【正眼の構え】(せいがんのかまえ):殺陣の基本姿勢ともいえる構え
②【八相】(はっそう):基本の構えのひとつ。刀を上げ、右側に構える
③【袈裟斬り】(けさぎり):斜めに斬り降ろす
④【血振り】(ちぶり):血の付いた刀を振ってはらう
【納刀】
⑤【礼】(れい):『礼に始まり礼に終わる。』稽古も勝負も同じで、和の心の表れです。
相手への敬意を持って剣を交わらせるカッコイイ侍魂、ちゃんと理解できたかな?
声を出して刀を振り、迫力十分!
刀の持ち方もそれぞれの型で変わり、なかなか見本通りにするのは難しそうです。一つ一つの型が組み合わされると、とたんに難しくなります。
留学生たちと若干名の観光局スタッフ、とっても真剣な眼差しで稽古についていきます。
- いざ実践へ!
慣れてきたら、次は実演に移ります。
まずはインストラクターが見本を見せてくれます。
どれも習ったはずの型なのに全部通してみるとなかなか上手くいきません。何回か繰り返すうちにみんな少しずつこつを掴んできたようです。
時代劇の殺陣では「切られる」側の演技が肝だそうで、演技の指導もしっかり入ります(笑)
歩いている女性に男がちょっかいをかけるシーンから始まり、
鍔迫り合いでにらみ合います!とどめの袈裟切りをかますベトナム人のヘイリーさん。
一撃を受けて倒れこむ演技はお見事です。
続いては、か弱い女子を守るカッコイイ侍の演技です。
まずは女性も傘で身を守ります。
演劇代表?のコロンビア出身のダニエルくん、ノリノリで演技しています。
刀と刀が重なる音、切られる音も音響が鳴らしてくださるので、
時代劇の世界に入ったような気分に!鋭いまなざしが素敵!!(笑)
悪役を退治し、インドネシア人のルビアさんとご飯に出かけます。
立ち回りで侍気分をたっぷり味わったら、最後は正座をして、みんなで感想を発表しました。
ショウさん(中国):「サムライになりきって体験することは新鮮で、
とっても貴重でした。日本の文化をもっと理解できて本当に楽しかったです。」ダリアさん(ロシア):「着物も本格的で、侍になった気分でめっちゃ面白かったです。
貴重な体験をさせていただき、ありがとうございます。」みんな殺陣を通して、侍の精神を学んだようです。
日本文化をじっくり学べる殺陣体験、みんな本当に満足した様子でした。稽古の終わりは、礼で締めました。
続いては自由に撮影タイム!
留学生にこのような貴重な体験の機会をくださった日本殺陣道協力様には
感謝申し上げます。本当にありがとうございました!!
記事提供
留学生コンソーシアム大阪は、留学生にとって「学んでよし」・「住んでよし」・「訪れてよし」・「働いてよし」の大阪実現に向けて、留学生に寄り添い・支えることを念頭に活動を行なっています。
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