ニュース & トピックス
- 2022/02/18
- エジプトと日本の高校生のオンライン交流 Online exchange between Egyptian and Japanese high school students
- エジプトは何語?
エジプトの工業高校の先生から大阪府立城東工科高校にオンラインでの交流をしたいと連絡ありました。連絡を受けた先生も私たちも
「エジプトって、あのピラミッドの国」
「エジプト語って何語やろ?」
と不安でした。しかし、コロナ禍でもできることをやろうと3年生7人の私たちがオンライン交流に挑戦することになりました。交流日は2月1日となり、時差7時間を考えて、日本時間で15時、エジプト時間では朝の8時となりました。
そこから生徒たちのエジプト調べが始まりました。エジプトで使うアラビア文字は右から書くことも知りました。一人1台のchromebookでグーグル翻訳機能を使ってアラビア語も勉強しました。そして、エジプト人に学校に来てもらってアラビア語やエジプトのことを教えてもらいました。驚いたのは、モロヘイヤはエジプトの食べ物でした。また、エジプトでは登校の際には爪のチェックと聞き、その違いに興味津々。
- 時差7時間のエジプトと交流ができるのか?
工業高校らしいオンライン交流を目指して、自分たちで作った電車やロボットも準備して、当日を迎えました。通訳の方が入っての交信ですが、まずは自己紹介「اسمي 〇〇(アナーイスミー〇〇)」、うちわにアラビア語を書きカメラに向かいます。練習の成果が出て、通じました。嬉しい瞬間です。相手の高校生もマスクをしているのですが、高校1年生には見えない大人な感じです。
日本側からの説明が始まりました。ピラミッドと仁徳天皇陵を比べたスライドも作りました。学校説では時間割も見せました。すると、質問はそこに集中しました。1年生ではどんな科目を勉強するのか、どんな専門科目を学んでいるのか・・・・溶接のこと、製図のこと工業高校同志の話題で質問の嵐でした。一番盛り上がったのは携帯電話対応の校則についてでした。エジプトの学校では、携帯電話の校内持ち込みは禁止です。見つかれば即没収だそうです。
- 「مع السلامة(マアッサラ―マ)」
もちろん、電車にまたがり動く様子も見てもらいました。また、プログラミングしたロボットの動きに関心を持ってもらいました。逆にエジプトの生徒が作成した自動車を見せてもらい、そのプログラム方法の質問をする日本人高校生でした。
最後は「مع السلامة(マアッサラ―マ)」と手を振り、1時間半のオンライン交流を終えました。
離れた2国ですが、お互いにその距離が縮まるオンライン交流でした。
記事提供

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