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- 震度7の地震体験
防災学習
日本は地震の多い国です。先日(3月18日)も東北地方に震度5の地震があり、津波の被害はありませんでしたが、広い範囲で停電になりました。
留学生のみなさんは地震が発生した時どうすればよいのか知っていますか?
9人の留学生が「あべのタスカル」と「津波高潮ステーション」を見学し、いろいろな体験を通して防災について学習しました。
「あべのタスカル」
大阪市立阿倍野防災センター:ホーム (city.osaka.jp)
留学生たちは1時間の防災体験コースに参加しました。
巨大スクリーンで災害の恐ろしさを体感し、「減災」を学びました。阪神淡路大震災の時の火災原因は電気のブレーカーを切らなかったからだそうです。
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次の初期消火の方法として消火器体験をしましたが、上手く消化できない留学生もいました。もちろん2回目消化できましたが、やはり体験しないとできないものです。姿勢を低くした煙の中の避難も実践的でした。
地震で破壊されたがれきの街に立つと、その恐ろしさが実感できます。自然と頭を守りながらの歩行になります。
そして、震度7の地震を2回体験しました。1回目は直下型です。大きく上下にも揺れ、手すりをつかんでいなければ絶対に立っていられませんでした。2回目は「30年以内に大地震が起こる確率70パーセント」と言われている南海トラフ巨大地震の揺れを体験しました。1分以上も続く横揺れは乗り物酔いする感じがしました。
最後に備蓄についても学び、最低3日間分は準備すべきということを学びました。
- 消火器を使える?
「ランチタイム交流」
天王寺のてんしばで昼食食べ、少し遊びました。割りばしを使った紙コップリレーや紙コップを頭の上に載せるリレーもしました。
最後に中国とイギリスとコロンビアの3人の太極拳も披露され、みんなから拍手を受けていました。
- ランチタイムは「てんしば」
「津波高潮ステーション」
津波・高潮ステーション (tsunami-osaka.jp)
地震などによる津波発生と台風などによる高潮のメカニズム説明の動画をまず観ました。その後ガイドの方の案内でたくさんの施設を見学しました。
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南海トラフ巨大地震が発生した場合の大津波警報の際の動画迫力がありました。前面、左右そして床面の画面で自分が津波に飲み込まれそうな体験を味わえます。
次に津波が発生した時の大阪の地図の上に立ち、自分の住んでいるところが安全なのか真剣にチェックいている留学生たちでした。また、大阪の街は海より低いところが多いことを知り驚く留学生もいました。
備品リストもいただき、ここでも備品の大切を学びました。まさに「備えあれば患いなし」です。
まずは、自分の命を守ること、そして周りの人たちを助けること。この学習が参加した留学生だけではなく、このレポートを読んだ方々の命を守る一助となることを願っています。
記事提供

OGSAN (Osaka Global Student Ambassador Network)
OGSANは大阪独自の留学生アンバサダーネットワークです。メンバーは国際交流のイベントに参加したり、就職活動やボランティア活動の機会についての情報を貰ったりすることができます。
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https://reas3.ouj.ac.jp/reas/q/71187
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