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- グリコ前に集めたゴミと一緒に集合
ベトナム人留学生のスーンさんから6月5日の「世界環境デー」にみんなでゴミを拾いをして、環境のことを考えたいのですと提案がありました。
彼女の発案に40人のボランティアが集まりました。約半数はベトナム人、そして日本の学生(ONISE)と外国人留学生(OGSAN)です。
4人が一組になり、難波周辺の吸い殻やペットボトルなどのゴミを拾い、その量は20袋になりました。
- ベトナムでは6月5日は全国的にゴミ拾い
ベトナムでは、政府がゴミの分別、再生可能エネルギーの利用、プラスチックやビニール袋の使用制限など具体的な行動で、環境保護に参加するよう国民に対し呼びかけ、毎年6月5日にゴミ拾いをしています。
スーンさんはベトナムで行われているゴミ拾いを日本でもやろうと思い、「ゴミ拾い」につてネットでも調べました。日本では6月が環境月間ですが、6月5日にゴミ拾いする大きなイベントはありませんでした。しかし「春の海ごみゼロウィーク」という全国一斉清掃キャンペーンがあり、大阪市も協力していることを知りました。そこで、彼女は大阪環境局に電話して6月5日にゴミ拾いをしたいことを伝えました。
「30人以上集めて、継続的にゴミ拾いをするなら、清掃道具を貸し、集めたゴミを収集してくれる」
と回答を得ました。ただし、それを知ったのは5月26日ですので呼びかけ日数は数日しかありません。そこで翌27日から呼びかけを行い、3日後に30人を突破しました。
スーンさんは大阪市環境局に行き、申請書を提出して、清掃道具としてゴミハサミと軍手、そして大阪市の緑の文字の入った袋をもらいました。この文字入りの袋に入ったものを決まった場所に置けば、ゴミ収集してもらえるのです。
- 戎橋付近でのゴミ拾い
ベトナム人が19名、日本から15名、中国から2名、シンガポール、台湾、スリランカ、ロシアからの1名ずつが参加したゴミ拾いボランティアは難波駅周辺に集合しました。日本語、英語、ベトナム語などで自己紹介し、4人のグルーでゴミ拾いを始めました。
捨てられているものは、吸い殻が多く、特にゴミ箱や自動販売機周辺にはゴミが散乱していました。各自持参したビニール袋は1時間程度で一杯になってしまいました。
なお、このゴミ拾いボランティア活動はベトナムでも記事になっています。
「日本の若いベトナム人が世界環境デーに応えてゴミを拾う」
https://m.thanhnien.vn/ban-tre-viet-nam-o-nhat-ban-nhat-rac-huong-ung-ngay-moi-truong-the-gioi-post1465791.html?zarsrc=33&utm_source=zalo&utm_medium=zalo&utm_campaign=zalo&fbclid=IwAR2UD4PQbl7CwfTdaeeab4Z2rj4XUjaKpzKMcYNFvXbayLHEBWJKNgymNUQ&fs=e&s=cl
国際交流をしながらのボランティア活動は有意義なことです。今後も継続できればよいと考えています。みなさんもご協力をお願いいたします。
記事提供

OGSAN (Osaka Global Student Ambassador Network)
OGSANは大阪独自の留学生アンバサダーネットワークです。メンバーは国際交流のイベントに参加したり、就職活動やボランティア活動の機会についての情報を貰ったりすることができます。
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