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- 堺でサイクリング&伝統工芸体験 茶寮つぼ市製茶本舗 堺本館で昼食
SHIMANO SQUAREのサポートでOGSAN(外国人留学生)がサイクリングを楽しみ、その上「染色」や「包丁研ぎ」という伝統工芸も体験しました。
まずはシマノ自転車博物館前に集合です。今回はドイツ・インドネシア・中国・香港の自転車好き留学生が参加しました。シマノのスタッフが準備してくれたミニベロの高さ調整をし、ヘルメットをかぶり、グラブを付けて出発です。堺の街は自転車専用レーンもあり、走りやすい道です。最初にシマノ自転車本社を外から見学しました。多くの従業員が自転車通勤しているので駐輪場も充実していますし、スパも併設されているそうです。
- シマノの工場前で休憩
注染(ちゅうせん)という染色方法を知っていますか。注染とは、布に模様をつける日本の染色技法で、主に木綿の手拭に使われます。一度に多色を使って染めることができ、染料は布の下側に抜けるため、布の芯まで染まり、裏表なく柄が鮮やかで色褪せしにくいことが特徴とされいます。江戸時代初期に確立した堺の伝統工芸の一つです。
留学生たちもこの注染に挑戦し、カラフルなオリジナル手拭いを作りました。
自転車で昼食場所である茶寮つぼ市製茶本舗 堺本館に移動しました。まず、留学生を出迎えてくれたのは先日のG7大阪・堺貿易大臣貿易会合の晩さん会の食前酒風なお茶でした。その風味に酔いしれる留学生たちでした。そして茶粥のご膳と抹茶のデザートに舌鼓を打ちました。ここでは、堺の千利休がお茶の創始者であることを再認識しました。
- 包丁研ぎに挑戦している留学生
次の体験は包丁研ぎです。馬場刃物製作所にて、包丁研ぎを見せてもらい、その体験しました。驚いたことにこの製作所にはドイツから修行しに来ている方もいました。同じドイツ人同士で語り合っている二人の姿に堺の伝統工芸の魅力の深さを感じました。包丁研ぎを終えると、切れ味を試すための「新聞切り」が始まります。スッと新聞が切れると何とも言えぬ達成感が得られます。
最後にシマノ自転車博物館を見学しました。自転車の始まりから最新の自転車の展示に関心を示す留学生たちはシマノのスタッフにたくさんの質問をしていました。
4人の留学生の感想は様々です。
長身のドイツ人は来日してママチャリに乗っているそうです。その中古のママチャリは5000円だったのに、10万円以上のミニベロに乗れたことに興奮していました。
同じく日本ではママチャリに乗っているインドネシア留学生は「注染」に感動したそうです。
中国の留学生は茶粥やお茶を一番気に入ったようで、昼食後にKOMBUCHAのボトリングティーを購入していました。
香港の留学生は自転車博物館ではたくさん質問をし、一番良かったと言っていました。
それぞれの感じ方があったようですが、皆堺の街を気に入り、またサイクリングをしたいと言っていました。
記事提供
留学生支援コンソーシアム大阪は大阪府・大阪市・大学・専門学校・日本語学校・企業・学生団体・留学生を支援する団体などで構造され、『オール大阪』で留学生を支援する組織です。
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