７月１１日（木）に留学生支援コンソーシアム大阪の定例会をおこないました。

この４月から、認定日本語教育機関や登録日本語教員の制度が始まりました。 これまで日本語教育を所管していた文化庁から文部科学省に移管し、新たに日本語教育を所管する専門の部署「総合教育政策局日本語学校課」を設立されました。

そこで、今回は文科省の日本語学校課長様をお招きして、「日本語学校」の特集にしていました。そのため多くの日本語学校の関係者の方が参加いただきました。

まず、各委員会からの活動報告 が行われました。

（１）誘致委員会 （近藤誘致委員会委員長） 

（２）支援・活用委員会 （西村支援・活用委員会委員長） 

　　　　・国内外の大学と日本語学校との連携 

　　　　・外国人留学生エキスポ２０２４と留学生ウィークにつなげる　こーばへ行こう！等 

　　　　・連携イベント ：インドネシアの大学×日本企業・団体　産官学セミナー＆オンライン交流会 

（３）就労委員会 （吉田就労委員会委員長） 

　　　・合同説明会・自分発見セミナー 

　　　・２０２４年度万博国際交流事業（通称：Hello-EXPO国際交流プロジェクト） 

　　　・情報大交流会inOSAKA 　（大阪産業局　西田氏）

　　　・衣食住の「おしごと」体験フェス （修成専門学校　 山下氏） 

次に文部科学省の今村課長から「我が国における日本語教育の位置づけと方向性について」講演が行われました。

その内容は以下の通りです。

　＊在留外国人の推移 

　＊国内の日本語教育機関・施設等数、日本語教師及び学習者数の推移 

　＊認定日本語教育機関制度の創設 

　＊登録日本語教員（認定日本語教育機関の教員資格）制度の概要 

　＊認定日本語教育機関における日本語教育課程編成の考え方 

　＊各地域における日本語教育の現状 

　＊育成就労制度における日本語教育の位置づけ 

次に３校の日本語学校の方から日本語学校の現状と課題について報告していただきました。

１．ダイワアカデミー　吉村校長 

２．ヒューマンアカデミー日本語学校大阪校　学務責任者　池田氏

３．ホツマインターナショナルスクール　白木校長 

４名の発表の後から質疑応答を行いました。

＊年２回しか行われないペーパーテストのJLPT（日本語能力試験）の在り方

＊DX化について

＊国家試験化することでも現場の不安

＊家賃を払わない日本語学校の学生の存在

など質問は多岐にわたり、会場は盛り上がりました。

次回の案内

日時：１０月１８日（金）１７：１５～１８：３０

場所：エディオンアリーナ大阪第２競技場 

当日は「外国人留学生エキスポ」の初日です。